 |
【塩ビ系シート防水(絶縁工法)】 部位:屋 根 下地:ALC(t=100) |
 |
施工前 |
|
現況・工法等の説明 |
 |
新築工事でアスファルト防水が施工してあり、その後、塩ビ系シート防水(絶縁工法)で改修されて約16年が経過した現場です。入隅部のプレートが所々浮いてきてしまい、防水層のジョイント部が破断していました。既存の防水層を撤去して防水を行うことは困難と判断し、今回の施工は、更にこの上に塩ビ系シート防水(絶縁工法)を被せることにしました。 |
 |
施工中(その1) |
|
現況・工法等の説明 |
 |
不陸による新規の防水シートの損傷を防ぐ為に既存防水層の浮き部のシート及びプレートを撤去しました。下地に対して確実に付いている部分のみ残置としました。(しっかり付いている部分を外そうとすると下地(ALC)を破壊する恐れがある為。)また取り外したプレートの端部は再度ビスにより固定しました。 |
 |
施工中(その2) |
|
現況・工法等の説明 |
 |
絶縁シートを引き込み(不陸によるシートの損傷防止)、端部に塩ビ鋼板、平場にIHディスクを既設プレートにかかるように取付ました。既設のFLプレートにかかるようにIHディスクを取付ないと既設の塩ビシートの伸縮作用により既設のプレートが動き、新設の塩ビシート防水を破断する恐れがあるため、そのような施工方法を用いました。 |
 |
施工後 |
|
現況・工法等の説明 |
 |
塩ビシート(リベットルーフ SW t=1.5mm)を張り込み、平場のIHディスクを誘導加熱により固定し、シートのジョイント端部にFLシールを充填して施工完了です。施工完了後は、お客様に書類(施工フロー、施工平面図、工事写真、防水保証書等)を一冊の本にまとめ提出しています。この書類は、お客様に大変喜ばれています。(詳しくは、改修工事の流れで。) |